大阪でG20サミットが開催されました。
日本で初めての開催ということで、連日に渡って緊張感のある報道ニュースが飛び交っていましたが、無事に終わって何よりでした。
私は26日から28日まで東京出張だったのですが、26日は全く何事も無かったのですが27日から30日までは阪神高速が通行止めとなったため、28日に羽田から伊丹空港に戻ってくるとバスは運休になっており、モノレールで蛍池まで移動して阪急で梅田方面に出ましたが、超満員でした。
さて、これまで不勉強で、G20サミットの20カ国を答えられなかったのですが、地元大阪での開催ということで私も今回は少し勉強しました。
メンバー国は、まずG7に入っているフランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダとEU、それにアルゼンチン・オーストラリア・ブラジル・中国・インド・インドネシア・メキシコ・韓国・ロシア・サウジアラビア・南アフリカ・トルコを加えた20カ国になります。
欧州連合のEUが20のうちの1とカウントされているとは意外でした。
また、招待国として、オランダ、シンガポール、スペイン、ベトナム、タイ(ASEAN議長国)、エジプト(AU議長国)、チリ(APEC議長国)、セネガル(NEPAD議長国)の首脳が招待されました。
そして国際機関として国連、国際通貨基金、世界銀行、世界貿易機関、国際労働機関、金融安定理事会、経済協力開発機構、アジア開発銀行、世界保健機関が招待されて世界経済、貿易・投資、開発、気候・エネルギー、雇用、テロ対策、移民・難民問題等について議論されたようです。
29日の首脳宣言として、世界経済への見通しと景気減速を阻止する金融政策、デジタルインフラの整備、女性の人権、環境保全などが採択されました。
紛争や貧困対策の話があまり前に出てこなかったのが残念ですが、それらの領域への援助も経済が安定していてこそなので経済優先の議論になることは仕方ないのかもしれません。
2に続きます。