気温の変化が激しいですが、確実に春が近づいている雰囲気になってきました。皆様、お身体はいかがでしょうか。
当社の業界は学校向けは新学期に備えての備品購入、官公庁は年度末予算、企業は3月末決算に向けて需要が増えるため新年1月から3月までが年間で最も忙しい時期になります。
従業員全員が、日常から規則正しい生活をして風邪を引かずに皆勤で乗り切り、閑散期より1秒でも早く業務処理をしなければ乗り切れない時期です。毎年のことなので従業員も良く理解してくれていて週末の外出、飲み会も控えて仕事に集中してくれているので経営者の立場としてはとてもありがたいと感じています。それでも2名ほど風邪をひいての欠勤は出てしまいましたが、周囲のメンバーが必死でカバーしてくれたので大きな問題にならずに済みました。
当社では昨年まで従業員の誕生日に、私から本人にメッセージを送ることにしていたのですが、忙しさの中でつい忘れてしまうこともあり、一人で続けることに限界を感じたことと、一人より大勢がメッセージを送った方が嬉しいだろうと思ったので、今年から従業員全員がメッセージを送ることにしました。そうすると思わぬことがおきました。私は全員にメッセージだけ送るように指示したのですが、従業員達は自主的に朝礼で誕生日を祝うようになり、バースデーソングを歌ったり、クラッカーを鳴らしたりしてくれました。その結果、これまでは仕事以外でコミュニケーションを取る機会がなかったメンバー同士が、一緒にランチに行ったりするなど交流が深まるようになっていきました。
先週から当社のベテラン社員が1ヶ月入院することになりました。勤続25年を超えるので、彼女でないとわからないことがたくさんあり、会社としては危機的状況だったのですが同じ部署の従業員が自ら積極的に分担を申し出てくれて、必死になってカバーしてくれています。私は元々一人優秀な社員がいてもチームワークが悪く、同僚同士が協力しあわない職場では、お客様に良いサービスは提供できないという考えでしたが、相性もあってなかなか本当に良いチームワークをつくるのは難しいと感じていました。そんな中で今回の誕生日メッセージは、思ってもいなかった変化を会社にもたらしてくれました。
何でもうまく行くわけではないでしょうが、これからも職場のチームワークを向上させるよう努力し、アイデアを考えていこうと思います。