暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。
ネパール人従業員のBidusiが来日してもうすぐ2ヶ月になります。
持ち前の勤勉さを発揮してホームページのバージョンアップに励む毎日ですが、そんな彼女の来日からの2週間の動きを追いかけたドキュメンタリー番組が先日、関西テレビさんの報道ランナーという番組で放映されました。
10分間程度の放送でしたが、前半はネパールという国自体と日本にIT人材を送り出す現地の教育機関の紹介がメインで後半からコマイのネパール人社員が関西空港に到着して自宅に到着、コマイに初出社して働き始めるという構成になっていました。
放送を視聴していただいた取引先さんから朝のラジオ体操に一所懸命に取り組む彼女の姿に感心したという声を頂きました。実際、仕事への取り組みも非常にまじめでもともとはCADエンジニアとして家具の図面を書いてもらう予定だったのが独学でHTMLコードを覚えてホームページのデザインを変更したり、AR(拡張現実)のプログラミングを操ったりできるようになってくれました。
仕事の提案においても、この方が良いというアイデアがあれば経営者の私が決定したことでもなんとかして説得しようとくらいついてきます。この時の提案の仕方が欧米人やインド人のカルチャーだと強すぎる自己主張になりやすいのですが、ヒンドゥー教に仏教が混ざっている文化のネパール人の場合、目上の人を敬う文化があり礼儀正しく、上司の面子を立ててくれます。自分の意見を採用してもらえたときに「私の意見を取り入れてくださり、ありがとうございます。」という一言を忘れない姿勢は特にすばらしいと感じています。
昨年7月よりリモートにて11カ月コマイで勤務して日本語も上達した彼女は6月9日に来日して和歌山の本社工場で働き始めました。優秀であり、周囲とも明るくコミュニケーションをとれる彼女に続いて新たに男性2名を採用することにしました。2人とも基本はCADエンジニアですが先輩の彼女に負けないようなんでも勉強してマスターしようという気概にあふれています。コマイの日本人社員も大いに刺激を受けており、負けないように勉強しなければという緊張感が漂い始めました。この緊張感が良い方向に進んで会社を成長させお客様により良い製品・サービス提供の実現に結び付けたいと思います。
番組のYouTubeが公開されておりますので下記にリンクを貼らせて頂きます。
ご視聴いただければ幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。