皆様、こんにちは
暑い日が続きますが、体調の方はいかがでしょうか。
しばらくブログの更新が滞っておりましたがまた再開させて頂きます。
当社では最近、話題のChatGPTを社内に取り入れようと勉強会を始めました。ChatGPTについては、すでにご存知の方が多いかと思いますが、少しだけ解説させて頂きます。
ChatGPTは対話型AIと呼ばれるもので、スマホやパソコンから質問や相談を入力すると、瞬時にまるで人と会話をするかのように的確な答えを返してくれます。全てが完璧な答えではありませんが、書式フォーマット、会議の進行の仕方、クレームに対する文章の事例などを検索ワードを考えながら言葉を選ぶのではなく、人との雑談のような質問で調査できるのはとても便利です。通常の検索だとキーワードを選ぶことも必要ですが、次にヒットしたリンク先の中から欲しい情報を探さないといけません。それがChatGPTの場合は、文章から質問した人が欲しいと思っている情報をほぼ完全に理解してピンポイントで答えを解説してくれます。解説の日本語のレベルが高く、そのままコピー&ペーストして第三者と簡単に情報共有も可能です。
とても便利なツールなのですが、日常業務を簡単に自動化できるかというとそうではありません。パソコンが出現してもそれを実務で活用する受注管理・生産管理システムが出現するまでに時間を要したように、今はIT系の企業が熾烈な開発競争を繰り広げている段階と想像しています。当社にはソフトを開発できるような技術者はいませんが、これから出現するChatGTPを実装したソフトを使いこなせるよう、毎週課題を出してChatGPTに質問するトレーニングを繰り返しています。まだ2ヶ月程度なので目を見張るような成果は出ていませんが、レポートの要約などに活用する人も出てきましたのでこれからの変化に期待したいと思います。