6月9日関空早朝5時40分
マレーシア経由の深夜便でコマイの新入社員Bidusiが来日しました。
約20時間のフライトで少し眠そうな顔をしながらも笑顔での初顔合わせとなり、とても感激しました。
最近は空港内でフリーWifiが使えるため、飛行機を降りるとすぐにメールで連絡が入ったのですぐに安心できました。
入国手続きの前に検疫があるのですが、PCRの検査も陰性で入国手続き、トランク受け取りと進んで着陸2時間後にゲートから出てきてくれました。
ネパールからの入国者は3回のワクチンが全て日本政府公認であればそのまま日本で滞在できるのですが、彼女の場合は3回目のワクチンだけ公認と違うタイプだったため、3日間の自宅待機をしなければなりませんでした。
初来日の日本で、新居は社宅を用意していましたが食事など不慣れなことばかりの3日間です。
ヒンドゥー教のため牛肉が食べれないことに注意しながら3日間の食材を調達。幸いにもお握りとカップラーメンを食べることができたので3日間持たせることができました。
自宅待機の10日11日12日は金土日でしたので13日月曜朝に病院で検査。夕方に検査結果が出て無事に外出許可がでました。
ありがたかったのはその日の夜に近所に住んでいる従業員が自発的に夕食に誘って連れ出してくれていたことです。
会社から特に指示や依頼はしておらず、ただ緊急事態の時は助けてもらうかもしれないのでBidusiの住所と連絡先だけは案内していました。
言葉も文化も違う異国からチャレンジしにきた新人に対してボランティアで面倒をみてくれる社員の存在のありがたさに感激した瞬間でした。
14日火曜の朝、Bidusiは出社しました。昨年の7月からリモートで日本の会議に参加していましたので、すっかり流ちょうに話せるようになった日本語で先輩社員たちに愛想よく挨拶することができました。
初日は工場見学や会社ルールの説明などでほぼ終わってしまいましたが、リモートで働いている時に独学で覚えたホームページのコーディングを活用してコマイのEC販売をさらに強化してくれそうです。
ネパール人社員Bidusiの日本での生活はまだ始まったばかりですが、これからまた定期的に紹介していきたいと思います。
6月9日関西空港へお出迎え
6月20日難波にて歓迎会