オリンピック閉会

平昌オリンピックが終了しました。
羽生選手の2連覇は本当に圧巻でしたね。

終わってみれば、「さすが」の一言ですが、怪我が治っても練習不足の状態で結果を出したのは「凄い」なんてもんじゃない、けど「凄い!」と言うより他はありませんでした。

あえて言葉を探すならば、水泳の北島選手のように「なんも言えねー」くらいでしょうか。

オリンピックで2連覇を狙うのですから、当然生半可な努力では無いでしょうがベストコンディションなら、もうこれ以上は、努力できないという限界まで自分を追い込み、前回金メダルの自分を超えることが可能です。

しかし、負傷してしまっては、傷が回復するまで前回のオリンピック前のようなハードな練習はできません。当然、前回の自分を超える所まで追い込むことはできません。

他のライバルが毎日プラスを積み重ねている間、マイナスをゼロに戻すための努力しかできない自分の身体。「このまま試合に出ても惨敗するかも?」そんな不安が渦巻く毎日を過ごしていたのでは??
と勝手に想像してしまっていました。

実際、銀メダルだった宇野選手はもし転倒してなかったら羽生選手を逆転していた可能性もありました。

前の自分を超える練習はできなかったが、今までの自分に戻れば負けないと信じてやりきった羽生選手。

限界まで自分を追い込む練習に耐え、ライバルを上回る実力を身につけたが、わずかなミスが響いた宇野選手。

落ち着いた頃に舞台裏を描いた特別番組でも作って欲しいシチュエーションですが、きっと小説よりも何倍も感動し、興奮するようなドラマがあったのでは無いでしょうか。

舞台裏のドキュメンタリー番組、ぜひとも放送して欲しい所です。

同世代の英雄、葛西選手も結果は残念でしたが、団体戦メンバーとして出場して45歳でもまだ世界トップのレベルで立派に通用することを証明してくれました。

次回の北京目指してまだまだ頑張って欲しいと思う反面、49歳に簡単にオリンピック出場を許すような選手層の薄さでも心配なので、「打倒葛西」を叫ぶ若手の台頭にも期待したい所です。

金4銀5銅4の合計13で史上最多のメダル獲得となリ、日本中にたくさんの感動を与えてくれた冬季オリンピックの選手達に心よりありがとうの言葉を述べて今回のブログを終わりたいと思います。

以上

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