12月16日から18日まで中国の青島に出張してきました。
今年に入って5回目の中国ですが、ビザ免除のおかげでスムーズに訪中することができました。
大阪在住ですので、これまでは毎回、本町にあるビザセンターにパスポートと招聘状を持参して1週間ほど預けてまた引き取りに行くことを繰り返していました。
オフィスが難波ですので移動はそれほど不便ではないのですが、長蛇の列になるため毎回1時間以上、その場で待たなければいけない時間ロスがありました。毎回、30人待ちくらいになることが多いのですが、並ぶ人の準備した書類が万全なら20分くらいで回るところ書類の不備を説明する時間、せっかく1時間並んだのに出直しするのが嫌で食い下がる人を説得する時間などでかなりの時間が必要な作業です。
この難しい作業を日本人スタッフではなく日本語が話せる中国人スタッフの方が手際よくさばいていたことに関心しました。日本でも市役所などで提出書類の不備を説明して納得してもらうのは骨が折れる作業なのですが、この難しい作業を外国語である日本語を駆使してなだめて説得する言語能力はかなりのレベルでした。もうセンターに足を運ぶこともなくなりましたが忙しく働いていた優秀なスタッフさんの仕事ぶりがなくなっていくのも少し寂しい気がします。
ビザセンターは寂しくなりましたが、関西空港からの中国便では真逆の現象がおきていました。関空から青島には毎回、山東航空でフライトするのですがこれまでは日本人は私を含めて2,3人くらいしかおらず外国人の入国手続きレーンはがらがらだったのですが、今回は長蛇の列となりました。
コロナで訪問できなくなったのは2020年の春でしたが4年半が経過し、活発な経済活動が戻ってきつつあります。以前と同じ世の中にはならないと思いますが、新しい時代の変化についていけるように社員一同、進化していきたいと思います。