お盆休みに入りましたが、とても暑い日が続いています。皆様も熱中症には十分にお気をつけください。
ドラマの半沢直樹は相変わらず絶好調ですね。第4話の視聴率は22.9%で4週連続の20%超えは、ドクターX以来で6年ぶりの快挙だそうです。企業買収というテーマは法律の範疇とは言え、勝者が敗者を飲み込む経済戦争です。昔、「ハゲタカ」というドラマが一世を風靡しましたが、手に汗にぎる真剣勝負の展開はいつの時代も人々の心をひきつけるということでしょうか。
第4話で原作の3巻目にあたる「ロスジェネの逆襲」は完結しました。次回からは4巻「銀色のイカロス」が始まります。
これまでは民間企業のお話でしたが、次は総理大臣・国土交通大臣役も登場してスケールの大きな話になっていきます。私は原作を読んでいるので結末は知っているのですが、今回のドラマは原作にはもう登場しない香川照之さん演じる大和田常務が要所で名台詞を吐いてくれるのが大きな魅力になっています。前回のブログでは味方になってくれるかもしれないと思っていましたが、予想通りとまでは言えないものの重要な役回りを演じていました。証券シリーズでお役御免かと心配していましたが、航空シリーズでも引き続き登場してくれるようなので、どんな役を演じてくれるのかとても楽しみです。
因みに、このドラマは銀行業界がテーマになっているので、実際の銀行員に本当のところ、こんな感じなのか聞いてみました。すると基本的には担当窓口は融資をするべきという稟議書は書くが、それを通すかどうかは審査部の責任なので5億円貸し倒れしても審査部が責任を問われて、支店長が営業担当を叱責したり、左遷を促すようなことはあり得ないとのことでした。
あと、やはり半沢直樹のような言動は敵をつくってしまい、前回ドラマのように勝っても左遷ということがあり得ますのでくれぐれも真似をしないよう気をつけたいものです。