11月に入り、朝の冷え込みが増してきました。
周囲でもお風邪を引かれる方が何人かではじめています。皆様も健康には十分にお気をつけください。
さて、NHK朝の連続ドラマ「舞い上がれ」では私の母校である大阪公立大学中百舌鳥キャンパス(旧大阪府立大学)がロケ地として使用されています。昔から「鳥人間コンテスト」で優秀な成績をおさめてきた「堺・風車の会」の部室・活動風景が撮影されて約30年前まで通っていた懐かしい風景がふんだんに映し出されていました。
1994年3月の卒業ですのでもう28年以上の歳月が過ぎ去っていますが、アメフト部に所属していた時に毎回の練習の際に前を通った部室を目にするとあの頃の思い出が蘇ってきます。
以前のブログで書いたことがあるのですが、私は高校の時はラグビーをしていたので大学のクラブもラグビーかアメフトのようなコンタクトスポーツをしよう考えていたので「堺・風車の会」の部室は素通りでした。ただ、入部こそ考えなかったものの人力で少しでも遠くへ飛べるよう模型とにらめっこしながら創意工夫に取り組む姿は、種目こそ違えど競技者として共感を感じていました。ドラマをきっかけにして入部希望者が増えて「堺・風車の会」が益々発展してくれることを期待したいと思います。
さて、ドラマには映らないアメフト部ですが、こちらは旧大阪府立大と旧大阪市立大の2チームが合併して人数も増えて選手層が厚くなりました。昨年までの2部リーグの中位くらいでしたが、今年はリーグ戦で優勝候補の前年度1位のチームに勝って同率2位となっています。まだあと2試合残っていますが念願の1部昇格に手が届きそうなところまできています。こちらはドラマと違って筋書きがありませんのでどうなるかわかりませんが、結果はどうあれ後輩達の活躍を応援したいと思います。
母校が合併すると、これまで別の大学出身者として接していた大阪市立大学OBの方と「最近の母校は・・・」という会話をするようになりました。思い出の共有はできませんが、これからの未来については共有することができます。来年には大阪公立大学卒業生が社会人となります。校風も変わるので卒業生の雰囲気も少し変わっていくのかもしれませんが部活も勉強も真剣に取り組んで立派な社会人になってくれることを願っています。統合されて日本最大の公立大学になった母校が世の中に貢献できる人材をたくさん排出してくれることを期待したいと思います。