衆議院選挙

安部総理が衆院を解散して、22日に選挙が行われることになりました。野党の民進党がもたついている間に奇襲を仕掛けて議席増を狙ったようですが、小池都知事の希望の党が民進党の大多数を吸収する形になり、有力な対抗馬として浮上してきました。都議選では自民党は小池都知事の都民ファーストの会に敗れましたので、安部総理としても小池都知事が衆院選挙に出てきたらうるさいとは感じておられたことでしょう。しかし、以前の橋本大阪市長のように都知事のままで結党して政党を立ち上げて挑んでくるとは思っていなかったようで、党首討論番組では小池党首に「自身が立候補しないのは無責任」「民進党から急に主張を変えて旗色を伺う候補者は無責任」と相手を攻撃する発言が目立ちました。世間ではなぜ、この時期に解散かと非難されてましたが、自分に有利な時期に解散する権利を総理大臣が持っている以上、当然の権利を行使した訳なのでしかたありません。しかし、有利だと思って解散したら有力な対抗馬が現れてピンチになるというのも自己責任なのでしかたないところですね。

それでも、注目された希望の党が現時点の予測では失速気味、反対に希望の党に合流しなかった元民進党の枝野氏を党首に結成された立憲民主党に追い上げられているそうなので選挙というのは本当にわからないものですね。それでもまだ1週間ありますので、どの政党が議席を伸ばすのかこれからの選挙運動と新たな状況変化によって流れが変わることもあるでしょう。私も有権者の一人としてあと1週間、良く考えてどこの誰に投票するか決めたいと思います。

今回の選挙で目立つのは、自民党の演説でデモや野次が目立つことです。特に安部総理の候補者応援演説で目立つようです。言論の自由があるので、ある程度は構わないと思いますが肝心の候補者の声が聞こえなくなるような妨害はいかがなものかなと正直、思いました。大阪の守口市に自民党の二階氏が応援演説しに来た際に、野次に一喝されてましたが民主主義なら妨害ではなく自身が立候補して政治家になるか自民党の対抗馬を応援して政権交代を実現することが必要というのは正論だと思います。その意味では消費税反対なら、日本の財政破綻をいかに回避するかを示さないという話にどうしてもなってきます。選挙まであと1週間、真面目に候補者の意見を聞いて投票先を決めようとする人はたくさんいてますので、デモや野次で肝心の候補者の話が聞こえないような事態にはならないことを願っています。

候補者の皆様は今頃声をからしながら演説を繰り返されていることと思います。今日はあいにくの雨ですが、体調崩すことなくあと1週間頑張って頂きたいと思います。投票する我々は、真剣に政治に取り組んでいる方を、こちらも真剣に考えて選びたいと思います。

以上

 

 

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