先日、ある得意先様の親睦会に招かれた際に、年間のお取引額が対昨年比で大きく伸長したということで表彰して頂きました。
その得意先様は200年以上の歴史のある老舗ブランドメーカーなのですが、バブル崩壊、リーマンショックなど激動する時代の波に飲まれて色々な苦労をされて来られたようです。
ところが、ここ3年で劇的に業績を急回復されて、会社の雰囲気も明るくなり参加した親睦会も笑いが絶えない場となりました。
得意先様ご自身が伸びていらっしゃるので、仕入先であるコマイとしては、その勢いに乗って売上を増やして頂いたことになります。こちらこそ感謝しなければいけない立場だったのですが、買う立場だからと上から目線にならずに
「商品を供給してくれる仕入先様である皆さんおかげで業績が向上しました。ありがとうございました。引き続きご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。」
このように頭を下げて下さった得意先様を、応援したくならない人はいないと思います。
私は受け取った表彰状の写真を撮影して直ちに会社にメール送信して全従業員と情報共有しました。
「今日の私たちの仕事があるのは、もちろん皆さんが日々、頑張ってくれているおかげです。でも、それだけではありません。コマイの製品を仕入て販売してくれる得意先様、材料等を供給してくださる仕入先様、商品を運んでくださる運送業者様、そしてコマイ製品を実際にご使用くださっているエンドユーザー様など大勢の方々に支えられて仕事が回っていますので常に感謝の気持ちを忘れずに仕事に取り組みましょう。」
インターネット販売が普及し、次はAIの時代が来ると言われていますが、実際にモノを買うのは人です。
感謝を忘れず、人の心を動かす仕事・サービスにこれからも取り組んでいきたいと思います。
お名前は伏せさせて頂きましたが、表彰して下さった得意先様、本当にありがとうございました。
この場を借りて深く御礼申し上げます。