先日、地元の商工会主催の視察旅行に参加してベトナムを訪問してきました。
中国での人件費高騰や人民元切り上げの中で、次の生産工場拠点として注目されており、一度は見ておかなければならないと思って視察旅行に参加しました。
海の桂林と言われるハロン湾をはじめ、観光がメインでしたが真面目な国民性を感じ取ることができたのは収穫でした。
特に印象的だったのは土産物店で50代くらいの女性販売員が日本語、英語、中国語、韓国語フランス語の5カ国語で接客応対をしていたことでした。
もちろん簡単な挨拶と値段程度なので片言にすぎませんが、どこの国の人に対しても売ってやろうという熱意を感じました。
ガイドの方に聞くとアメリカ、中国といった大国に攻め込まれて翻弄された歴史があるので国民には自分たちがしっかり勉強して国のレベルを上げていかなければいけないという危機感があるとおっしゃっていました。
(同時に歴史上唯一アメリカに勝った国だということにプライドを持っている様子で5日間の旅で10回くらい聞きました)
あとはシルクの土産物屋さんによった際、中国では衣類は原色のきつい配色が多くてなかなか選びにくかったのですが、元フランス領だったせいか色のセンスが良くシルクのスカーフや、ネクタイの柄がとても奇麗でした。
まだなんのツテもないので、当分は進出の予定はありませんがとても将来性のある国に感じたのが大きな収穫でした。同時に我々日本人も、国を支えるためにも自分が勉強していかなければという意識を見習わないといけないと感じた貴重な旅になりました。