今年も終戦記念日がやってきました。
戦争で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
戦後生まれの私にとって8月15日は、つい忘れがちになる戦争の悲惨さを振り返り、平和を守ることの大切さを再認識する大事な1日だと思っています。
とは言え、世界ではまだまだ衝突や紛争が続いています。現在の日本は日米同盟によって守られている他力本願の平和であることは忘れてはいけないと思います。
日本と韓国の対立が深刻になってきました。日本側はまだ冷静ですが、韓国側では日本の不買運動を始めとしたデモが横行しています。勝手な想像ですが太平洋戦争前の日本も圧力を強める米英に対して同じような熱狂をしていたのではないでしょうか。
文大統領も日本を批判していれば支持率が上がるので過激な発言をして反日を煽っているように感じます。これに対して我々日本側も同じように反応すれば戦争に繋がりかねない危うさを感じます。
飛躍しすぎかもしれませんが、民主主義の国では政府が戦争を始めようとしても国民がNOといえば選挙で止めることができます。それでも戦争してしまうのは国民の過半数が相手国に対する憎しみのため、戦争を選択した政府を支持するからだと思っています。
日本では反韓デモは起きていませんが、TVではやや煽り気味の表現も目立ってきました。日本政府には空気に流されず、国益を冷静に考えた対応をお願いしたいところです。
今年は祖母が96歳で永眠しました。私の家族の中でもとうとう戦争体験者がいなくなってしまいました。本当の怖さは知らなくても決して起こしてはいけない戦争、隣国と揉めても最後まで戦争だけは回避するよう努力する日本人でありたいと思います。